体験的なもの

8Kスーパーハイビジョンを体験してきた

最新技術の凄さとともに、課題も見えた

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こんにちは、ライターのtemmusuです。

ちまたでは4Kという言葉をよく聞くようになりましたが、さらに上をいく8Kがあるのをご存知でしょうか?

先日、その8Kを体験してきたのでそのレポートです。

 

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8Kは無料で体験できる

今現在、市販されているテレビ製品で最高画質は4Kが最高です。

そんな4Kテレビが当たり前に販売される時代になりましたが、一方で映像を提供する方法がちゃんと確立されていないのが現実です。

いつも見ている地デジのテレビでもハイビジョンだし、画質の綺麗さが売りのBlu-rayでもフルハイビジョンがせいぜいです。

4Kテレビを買ったとしても、その性能を生かす方法が実際のところはまだほとんどないのです。

僕も欲しいとも思う反面、今買ってもなあ…と思い、遠巻きに眺めています。

そんな4Kですが、それを越える8Kという言葉を聞いた事がありますか?

もちろん8Kも4Kと同じ、映像の綺麗さを表しています。

その綺麗さはなんと4Kの4倍、一般的なフルハイビジョンのテレビでいうと16倍を誇ります。

 

フルハイビジョンって何ぞや、4Kって何って人は↓こちらをご覧下さいませ。
「4K、フルハイビジョン、DVD、Blu-ray 映像画質の違いとは」

 

まあ8K映像が一般に普及するのはまだだいぶ先の話でしょうね。

ホント、「どんだけキレイなんだよ?」と思いませんか?

そんな未来の技術ですが、今でも実際に8Kが体験できる場所があるのです。

それは、NHKの放送博物館です。場所は東京都内、愛宕山というところにあります(駅でいうと神谷町、御成門と虎ノ門の3つの駅に囲まれたところ)。愛宕山神社のすぐ隣にあります。

NHK放送博物館では、放送の博物館と呼ばれるだけあって、なかなか興味深いものがいろいろと展示されています。

それにも関わらず入館は無料です!ぶらぼー!

戦後ラジオ放送が始まった当時の貴重な資料、テレビ放送開始から今日にいたるまでの資料、NHKで放送された代表的な番組の資料等が展示されています。

中でも、昭和天皇が終戦時に喋った玉音放送、その原板であるレコードの展示はとても興味深く見せてもらいました。

 

愛宕山8Kシアター

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それはさておき、今回の目的は8Kが目当てです。

館内には「愛宕山8Kシアター」と銘打ったシアターが設置されています。

まあ映画館を想像してもらえばわかると思いますが、後部に映写機があって前面にスクリーン、周りを音響が囲んでいるという感じです。

このシアター自体はそんなに広くなく、だいたい100人も収容するのが限界かなといった広さでした。

スクリーンは200インチだそうです。

音響も驚きのスペックで、なんと22.2チャンネルだそう。

ホームシアターだと5.1チャンネル、その場合スピーカーは6個ですが、この22.2チャンネルではスピーカーが24個もついてます。

なんか「数が多いからすごい」的な、ちょっと頭の悪い単純な発想になりましたが、とにかくすごいのでしょう。

ニュースなんかは毎日チェックしていますが、今時点で8Kよりすごいものは聞いたことがありません。即ちこれは最新、最高技術でできたシアターなわけです。

なんか興奮してワクワクきました。

ちなみに訪れたのは平日の午前中でした。

ちょうど修学旅行と思われる団体が数組いたくらいで、他の一般客はとても少なく空いていました。

それでも小さなシアターなので、席は8割方埋まっていました。

映像は15分程度のものでしたが、映像や音の綺麗さをアピールするための映像なので、特にストーリーは無く、いろいろな場面を写したものです。

初めに蒸気機関車の映像、子供が遊んでいる田園風景・雪景色、ねぶた祭り、新潟長岡の花火の様子などが流れていました。

 

8K映像を見ての感想

口をあんぐり開けて見ていました。

8Kとはいえ、200インチに引き伸ばされた映像ですが、それでもとにかく細かく詳細で、物や人の輪郭が滑らかでカクカクしている様子は一切ありません。

特にねぶた祭りの映像では、遠くから人混みを写した映像があるのですが、結構な距離から写した映像にもかかわらず一人一人が鮮明でハッキリしていました。

というか、実際の目で見てもこんなにきれいに見えないと思います。ねぶた自体は詳細さから凹凸が感じられとても立体的に見えました。

音響もなかなかのものです。臨場感がすごく、川のせせらぎや歌声など、どこの方角からどのくらいの距離で聞こえてくるのかがはっきりわかるくらいでした。

うちにも欲しいなスピーカー24個…なんていうと妻に怒られますが、とにかくそんな印象を受けました。

 

一方見えた課題も

映像は確かに詳細でキレイでしたが、動くものはぼやけて見えました。

これは録画の問題ではなく、放送する機材の方の問題だと思います。

たぶん液晶のプロジェクターを使っていたのではないかと予想しますが、液晶独特の残像のある感じ、早い映像についていけない具合が顕著でした。動くものがぼやけてしまっていました。

液晶の応答速度とかリフレッシュレートとかそんなところがネックなんだと思います。

まあ、でもこれはきっと8K映像が一般的になるころには問題ないでしょう。既に液晶ディスプレイなんかでは早い動きに対応するものも多くなってきましたし。

あとは音響です。これも8Kとは関係ないのでおまけですがいま一歩に感じました。

距離感などの臨場感は確かですが、低音が弱く感じました。

特に花火の映像ではあの腹に響くような、ドーンという音が無く、ましてや映像が綺麗なせいで余計に違和感を覚えました。「映画館のが凄いや」って感じです。

スピーカーの数ではなく、質の問題でしょう。

 

まとめ

8Kはやはり凄いです。

こんなのが家庭でも見られる時代がくるかと思うと、ワクワクします。

ちなみに今改めてパンフレットを見返してみましたが、どうやら2020年の東京オリンピックでは8Kの本格普及を目指しているようです。

あと4年しかないけど大丈夫かしらん。

そう考えると、今4Kテレビって買わない方が良い気がしますね。

「テレビの買い替えは東京オリンピックまで待つ方が良い」ということもわかりましたね。

 

 

おわり

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